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ヨンは、伝説の木刀を用意し、ジアの体からイムギを出そうとします。
しかし、イムギはヨンを倒し、鱗を飲ませようとしました。
これは、イムギが乗り移る方法を暴くためのヨンの作戦でした。
この記事では、「九尾狐伝」14話のあらすじと、感想をまとめます。
九尾狐伝 14話のネタバレあらすじ解説
テリの中にいるイムギは、無差別にすれ違った人の命を奪っていきます。
三途の川門番の婆さんは、これ以上尊い命が亡くなってしまわないように、ジアの死亡年月日を「今日」にしました。
ジアの中のイムギを封印するためです。
爺さんは、婆さんに離婚を言い渡し、ジアを助けに行きます。
ジアが横断歩道を歩いている時、猛スピードでトラックが迫ってきました。
ジアはよけることもできず、死を覚悟してしゃがみますが、トラックはぶつかってきませんでした。
爺さんが、トラックを手で止めていたのです。
ヨンは、ジアの死亡年月日のことを爺さんから聞き、婆さんのところに文句を言いにいきます。
烈しく抗議しても、婆さんはたくさんの命を救うための決断だと、考えを変えません。
ヨンは跪き、「三日だけ猶予をくれ。」と、頼むのでした。
ヨンから頼まれて、ジアの両親を見守っていたシンジュは、ユリから「会いたい。」と連絡を受けます。
それは、テリの作戦でした。
シンジュがユリと会っている間に、テリはジアの両親のところに行き、自殺の暗示をかけようとします。
首を吊ろうとした寸前に、ヨンが駆け付け、両親を止めました。
そして、テリに「一緒に、三途の川の主を倒さないか。」と、提案します。
イムギが、婆さんの体に乗り移れば永遠の命をもつことができるのです。
テリは、ヨンの提案には裏があると言います。
ヨンは、「明け方まで連絡を待つ。」と、期限を決めました。
一方、警察署に拘置されていた社長は、ランの計らいで脱獄します。
ランから渡された拳銃を持って、ジアのもとに向かう社長。
社長の体には、赤い斑点がいくつもあるのでした。
ジアの同僚の作家にも、斑点ができています。
ヨンとテリは、一緒に三途の川の主を倒すことになりました。
九尾狐伝 14話の感想
ヨンにとってジアの命は唯一無二のものですが、婆さんの言うように多くの尊い命を救うためには、イムギを封印するしかないのかなと、悶々としました。
命に優劣はないという哲学的なテーマを突きつけられてようで、難しいなと感じました。
婆さんの決断を責めることはできないと思います。
でも、爺さんが離婚を言い出したくらいなので、爺さんには受け入れられないのだと感じました。
爺さんは、多くの命を思いやるキャリア重視の婆さんではなく、かけがえのない家族を一番に考える婆さんを愛したかったのかなと思います。
街もジアの放送局も死者で溢れ、とうとうジアの同僚にもチーム長にも斑点ができました。
大切な仲間が亡くなることは、地獄のような苦しみをジアにもたらすことでしょう。
ジアの両親にも、テリの催眠がかけられ、危機一髪でした。
チーム長は、前世でタニシの花嫁の夫だと分かりました。
何とか助かってほしいです。
一方、ランは愛する兄を守るため、社長に拳銃を渡してジアを殺害するようにもちかけたようでした。
ジアが亡くなれば、ヨンが苦しむことは分かりつつ、ジアの為にヨンが自ら死を選ぼうとしていると、考えた結果だと思いました。
14話は、誰の命を守るかが大きなテーマになっていました。
ヨンはもちろんジアの命、三途の川の婆さんはたくさんの命、ランは兄の命、イムギや社長は自分の命です。
それぞれが自分の正しいと思った道を進み、絡みあっています。
ドラマも終盤になってきましたが、「愛」が最終的には勝つのだと信じています。
九尾狐伝 14話についてまとめ
テリは、街で無差別に、たくさんの人を殺していきます。
三途の川門番の婆さんは、たくさんの命を救うため、ジアの死亡年月日が今日にしまいました。
ジアは爺さんに助けられ、ヨンは婆さんに抗議しますが聞き入れられません。
ヨンは、テリに「一緒に三途の川の主を倒そう。」と、もちかけます。