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韓国ドラマ「愛の不時着」の主人公・ジョンヒョクは、総政治局長の息子です。
この総政治局長というのが、現実の韓国の政界でどれぐらいの地位を持っているのか気になりますよね?
この記事では、実在の総政治局長の仕事や階級についてまとめていきます。
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愛の不時着で登場した総政治局長
ジョンヒョクの父であるリ・チュンロルは、朝鮮人民軍総政治局長です。
名前を聞いただけで、社宅の奥様や病院関係者などの誰もがひれ伏すような権力者として、ドラマでは描かれています。
ジョンヒョクの上司の大佐もかなり意識していたので、相当の階級であることが伺えました。
ドラマの中では軍事部長が、総政治局長に対抗しようとしてチョルガンと手を結んでいます。
結局は、総政治局長の方が一枚上手であり、軍事部長の画策もお見通しで息子を守り切ります。
実在の総政治局長の仕事とは?
朝鮮人民軍総政治局は軍の政治査察期間であり、将兵に対する宣伝、扇動に重点を置いて、忠誠心などを評価したり監視したりする機関です。
総政治局長は、軍の人事権や検閲権をもつ最高責任者といえます。
誰が総政治局長になったとかいうニュースや動向も、日本で報道されているので、リーダーとして注目されているようです。
例えば、中国を訪問し、中国軍との連携強化を図ったり、朝鮮半島情勢などについて会談したりしています。
総書記が変わることで、右腕としての役割や求められるものも違ってきていることも伺えます。
軍人の思想等の教育も司る中枢機関の責任者として、軍全体の動向を把握し、様々な情報をもとにニーズに応じて判断していることでしょう。
総政治局長は北朝鮮でどのくらい偉い?
総政治局長は、軍の中での序列が1位です。
金正日総書記の時代には、総書記の次に偉いナンバー2の位置にいるとされていました。
現在は、政治的なことや総書記の意向もあるようですが、北朝鮮国内のトップ5位の権力者の中には入っているようです。
総政治局長になる人は、他の主要な委員会のメンバーにもなっており、その肩書と共に序列が決まることが伺えます。
組織図の上位にいることだけでなく、どれぐらいの権限があるかにも関わっているようです。
大きな行事の時の名簿は、党や軍の垣根を越えて作成され、その順番が大切にされているようですが、総政治局長の名簿は、変動はあるものの5番以内に入っているようです。
序列が変わることも多い北朝鮮の中で、総政治局長が大きな権力をもったポストであることは間違いないようです。
総政治局長の地位を日本の政治に当てはめると?
総政治局長のポストや役職を日本に当てはめるのは難しいですが、政治の地位でいえば、ナンバー2から5位と考えると、副総理など主要な閣僚に入るでしょう。
もちろんナンバー1は、内閣総理大臣です。
今の日本の政治では、実質的ナンバー2は内閣官房長官と言われています。
総理大臣と同じくらいに報道メディアへの露出度も高く、権限も大きいです。
または、党幹事長も総理大臣を支え、最高実力者のナンバー2ともいわれています。
総政治局長についてまとめ
韓国ドラマ「愛の不時着」に登場するジョンヒョクの父の総政治局長は、実在の役職です。
北朝鮮の中でもナンバー2からナンバー5までの権力者です。
日本の政治にあてはめると、内閣官房長官か党幹事長のポストに相当するようです。
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