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韓国ドラマ「愛の不時着」では、ジョンヒョクとセリがスイスで再会するというハッピーエンドでした。
【参考】愛の不時着 最終回のあらすじ
この記事では、
・「愛の不時着」セリとジョンヒョクの結末おさらい
・セリとジョンヒョクが2週間しか会えない理由
・現実の北朝鮮国民は韓国以外への海外旅行はできるのか
・北朝鮮とスイスの国交はどうなっているのか
といったことについてまとめていきます。
愛の不時着 セリとジョンヒョクは1年に2週間だけスイスで会える結末に
セリは、誕生日に届いたジョンヒョクからの最後のメールから、スイスを思い浮かべます。
それは、「エーデルワイスの咲く国で会おう」というメッセージでした。
エーデルワイスは、スイスの国花です。
セリは、スイスに音楽奨学財団を作り、ジョンヒョクと会えるように働きかけます。
そして、2年後の誕生日にパラグライダーの着地をしたときに、再会します。
それから、スイスで毎年奨学財団のコンサートがあるときに2週間の休暇をとって二人の時間を過ごせるようにしたのです。
愛の不時着 セリとジョンヒョクはなぜ2週間しか会えない?
セリは、韓国で会社経営をしていて、責任ある立場で働いています。
以前のセリなら働きバチのように一心不乱に働いていましたが、ジョンヒョクと会って生活を楽しむようになり、部下にも寛容になりました。
2週間という休暇を思い切ってとってリフレッシュするのは、セリにとっても大切な休暇でしょう。
一方、ジョンヒョクも由緒ある家系なので、亡命とかは考えられないし、2週間スイスにやってくるのがギリギリで無難な選択だと伺えます。
二人にとって遠距離で1年に一度、2週間の恋愛がベストな折り合いのつけかたなのでしょうね。
現実の北朝鮮国民は韓国以外への海外旅行はできる?
北朝鮮の国民にとって、海外への出国は厳しそうです。
中国に親戚がある国民は、面倒な手続きと賄賂を使って行くようですが、期限内に帰国しないと、脱北者扱いになり、指名手配されてしまいます。
また、互いに監視をする制度があり、検閲や調査も行われているようです。
経済的にも厳しい状況下で、国内旅行も難しいことが伺えます。
富裕層も、自由に海外旅行はできない状況ですが、かなりのお金を使ってヨーロッパ等に行く人もいるようです。
北朝鮮とスイスの国交はどうなっている?
北朝鮮は、160ヶ国と国交があります。
北朝鮮とスイスは、定期的に政治対話を行い、永世中立国スイスの立場で、朝鮮半島情勢の国際紛争の仲介も申し出ています。
スイスには北朝鮮大使館があり、金正恩書記もスイスに留学経験があります。
北朝鮮の前外相は、スイス大使としてスイス留学中の金正恩さんの親代わりを務めていたそうです。
北朝鮮においてスイスの重要度は高いです。
しかし、スイスは北朝鮮に大使館を置いていません。
【関連】
愛の不時着 スイスでの2週間の意味についてまとめ
外務省のホームページには、いまだ日本と国交のない北朝鮮との関係やどのように向き合っているかについて説明されています。
国交がないため、実情が見えにくいところもある北朝鮮ですが、「愛の不時着」のドラマで、他国との関係やスイスの立ち位置等も少し見えてきました。
セリとジョンヒョクのスイスでの幸せがずっと続くことを祈るばかりです。