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トッケビは、高麗時代のことを回想し、死神に話します。
王のワンヨは、シン将軍の妹を王妃にむかえますが、側近に実権を握られ、傀儡政治を行っていました。
そして、シン将軍が謀反人になってしまったのです。
この記事では、「トッケビ」11話のネタバレあらすじの解説と感想についてまとめていきます。
トッケビ 11話のネタバレあらすじ解説
サニーが前世で自分の妹と分かったトッケビは、絹織物や柿など贈り物をします。
サニーは、前世の記憶がないので、あきれます。
しかも、トッケビの贈り物は、高麗時代に使うもので現代にマッチしていません。
「何も持って来ず、チキンを買って!」と、サニーは言いました。
そして、ウンタクと一緒にトッケビの屋敷を訪ねます。
サニーは、トッケビに妹が不幸だったかどうかを聞きました。
トッケビは、高麗時代に思いを馳せます。
王妃は、王と兄の板挟みにあっていましたが、王を慕い支えようと懸命に努力をしていました。
矢に射抜かれて最期を迎える瞬間も、王を見つめ続けていた王妃。
しかし、背を向けた王の心にその姿は見えなかったのです。
サニーは、自分の前世にまだ確信がもてないまま、屋敷を後にしました。
サニーが帰った後、死神は掛け軸の絵のことをトッケビに聞きます。
その絵は、王のワンヨが王妃を描いたものでした。
亡くなった王妃に対する恋しさと、後悔の思いを込めて、一心に絵を描いたのです。
時は過ぎ、ウンタクの卒業式の日が来ました。
他の生徒は、両親や花束に囲まれていますが、ウンタクは一人ぼっちでした。
そこに、赤い服の女性が大きな花束を抱えてやって来ます。
それは、綿の花束でした。
ウンタクは、昔、白菜をくれたおばあさんや、ほうれん草をくれた女性のことを思い出します。
赤い服の女性は、ウンタクに冷たくしていた担任のもとに行き、「もっと、いい教師にはなれませんでしたか?」と尋ねます。
教師は、その言葉が胸にこたえ、泣きながら教室を飛び出しました。
教師とすれ違ったトッケビは、前世の彼女と出会っていたことを思い出します。
朝鮮時代に、食堂で給仕をしていた彼女を見て、トッケビは未来を見たのでした。
西洋の言葉が混ざった会話と、四角い物(スマホ)が見え、ちらっとウンタクの姿も見えていたのです。
ウンタクの卒業式には、死神もサニーも花束を持ってきます。
二人は、互いに会いたかったのですが、口実が見つからず、ウンタクの卒業式に来たのでした。
トッケビ 11話の感想
サニーが前世で妹と分かったトッケビが、いそいそと贈り物をする姿がコミカルでした。
しかも、絹織物とか柿とか、サニーからすると?マークがつくものばかりです。
高麗時代に、柿を贈るのは、きっといい意味があったのでしょう。
韓国ドラマでは、妹をサポートする兄の姿が良く描かれます。
儒教の価値観からきている兄の理想とする姿なのかなと、思いました。
11話は、ウンタクの卒業式の場面でした。
卒業式に、女学生たちが私服で集まり、花束をもって両親が来るのも珍しい光景でした。
ウンタクが一人ぼっちでかわいそうだったのですが、赤い服の女性がやってきて祝ってくれました。
綿の花束だったので、綿にも何か意味が込められているのだろうと感じました。
女性がこれまで、白菜、ほうれん草という身近な野菜を贈り、メッセージを伝えているのも、一連の流れを感じました。
そして、女性が担任に教師としての誇りについて確認していたのも、印象的でした。
責めているというより、諭しているようにも見えました。
この先生も、教師としての原点を思い出し、立ち直ってほしいです。
しかも、この先生は前世の朝鮮時代に、トッケビと出会っていたので不思議な縁を感じました。
この時から、トッケビはちらっと、未来の世界のウンタクを見ていたので、ものすごい運命です。
ウンタクの卒業式にかこつけて、死神とサニーが再会したのも、運命です。
物語が綿密に設計されていることが、素晴らしいと思いました。
トッケビ 11話についてまとめ
サニーが前世で妹と分かったトッケビは、絹織物などを贈ります。
ウンタクの卒業式の日、赤い服の女性が花束を持って現れました。
トッケビは、ウンタクの担任の顔を見て、朝鮮時代を思い出します。
サニーや死神も来て、再会するのでした。