*当サイトのコンテンツは「読者様の役に立つ情報かどうか」を最優先事項として作成しておりますが、その過程で商品プロモーションが含まれることがあります。
前話でフィは、王宮にいるジウンに気づき、後をつけていきます。
隠れ場所の扉をジウンが開けようとしているのを見て、フィは矢を放つのでした。
自分の弱みを知っているジウンを殺さなければと、ジウンのもとへ行くフィは、妓楼でアクシデントにあってしまいます。
フィは自分が世子とジウンに名乗るのでした。
この記事では、「恋慕」4話のネタバレあらすじの解説と感想についてまとめていきます。
恋慕 4話のネタバレあらすじ解説
明の使節団訪問に備えて、ジウンはフィの師となりました。
父の生き方を見て、仕官の道を選ばず、貧しい民を救う医師になったジウンですが、仲間を人質にとられてしまったのです。
フィは「二度と顔を見せるな。」と命じたジウンが、自分の師になっていることに怒ります。
しかし、ジウンは仲間の命がかかっているため、なんとか師の座にとどまろうとし、賭けを提案するのでした。
その賭けとは、ジウンが出した課題をフィが王様の前で答えるというものです。
フィが正解をすれば、ジウンは身を引くというものでした。
ジウンは、フィに種袋を渡し、「この問題は世子様にしか解けません。」と、謎の言葉を伝えます。
フィは、何の種かをずっと考えます。
そして、ふとジウンからもらった箱に目を留め、開けるのでした。
箱の中には「連膳(ヨンサン)」という名札が入っていました。
これは、両親を知らず自分のしっかりした名前がないタミのために、ジウンが昔つけてくれた名前です。
フィは夢中で、昔ジウンにもらった注釈付きの「左伝」を読みふけるのでした。
いよいよジウンと賭けをした会議の日になりました。
フィは堂々と、「種は蓮であり、蓮のように清らかに民を慈しむ心を忘れるべきでない。」と、経典を引用して答えます。
また、蓮は薬にもなるので、仁君は苦しみにも目を向けるべきだと、視点を変えたリーダー像についても述べることができました。
理路整然と説明するフィに、大臣たちも唸るほどでした。
これに対して、ジウンはフィの答えが見事ではあるものの、期待していた答えとは違うと言い、周囲を驚かせます。
「王宮は泥沼のようなところと言われますが、蓮の花には浄化作用があります。不条理な環境の中でも汚れない屈強な君主となるよう願ったのです。」と、ジウンは言いました。
王はジウンを褒めたたえます。
こうして、ジウンはフィの師の座を守ったのでした。
恋慕 4話の感想
蓮の種にかけた問答が、深い内容で驚きました。
泥沼でも美しい蓮の花にかけて、不条理な王宮でも清らかな華を咲かせてほしいという願いに、思わず納得しました。
君主論と、フィと祖父との会話を掛け合わせたような意味合いをもっていて、儒教の国の文化も感じました。
王様にも認められるくらいだから、ジウンはかなり頭の回転がよい人のようです。
フィがひかれていくのも最もだと、思います。
王宮の中で度々出てくる蓮池も、本当に美しいシーンです。
今回、登場した警備役のガオンが、めっぽうイケメンで独特の雰囲気をもっていたのも驚きました。
韓国では、アイドルグループのメンバーとして活躍しているようで、これからどんどん人気が出てきそうな予感がします。
警備役は、暗殺されそうになった世子を守るため大妃が送ってきたのですが、その役をめぐったやりとりから権力争いも垣間見えました。
大妃とフィの祖父の力関係や王妃一族については、祖父が圧倒的な権力をもっているようですが、大妃は世子を可愛がって心配もしているようです。
しかも、ただの警備役ではなくて、何やら因縁がありそうな伏線もちりばめられています。
すごくかっこいいガオンですが、フィが「5歩下がれ」とわめいても素知らぬ顔でいるところは、何となくコミカルで笑いを誘いました。
また、フィがそばを離れない警備のガオンをごまかし、無邪気に従兄と市場で遊んでいる姿もキュートでした。
そこで、笠がこわれてジウンに紐を結んでもらっているフィの様子には、きゅんきゅんしました。
恋慕 4話についてまとめ
ジウンはフィの師となりますが、自分の秘密を守りたいフィは、どうにかしてジウンを追い出そうとします。
しかし、ジウンは理不尽なフィの要望にも応え、機転をきかせ師の座にとどまります。
そして少しずつ二人の距離は縮まっていくのでした。